エイリス・キャピタル 配当金で稼ぐなら候補に入れておきたい銘柄

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株式投資

米国株の中でもエイリス・キャピタル(ARCC)は高い配当率を維持しています。

2019年10月4日現在の株価は18.275ドル、年間配当額は1.6ドル

配当利回りは8.83%と9%近い高水準を維持しています。

配当利回りの高い銘柄はボロ株が多いです。

高い配当金が出ても株価が下がってしまっては元も子もありません。

私も過去多くの銘柄で痛い目に遭ってきました。

配当金を出すためには配当に回すための利益を

十分に上げられる企業でなければなりませんね。

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エイリス・キャピタルの業績推移

エイリス・キャピタルの業績推移を見てみましょう。

https://www.stockclip.net/companies/6924/performance?quarterly=true

2012年12月期から2016年12月期の売上高は10億ドル前後で推移しています。

2017年には11億ドル、2018年には13億ドルですから堅調に推移しています。

また営業利益も2012年は4億ドルに届きませんでしたが

翌年には4億ドルを超えてその後も5億ドル前後で推移しています。

2017年には6.8億ドル、2018年も8.7億ドルですから利益面も安定しています。

エイリス・キャピタルの特徴は何と言っても営業利益率の高さにあります。

売上高の半分が利益ということですから収益力は半端ないです。

エイリス・キャピタルの事業内容

エイリス・キャピタル(Ares Capital Corporation)は専門金融会社であり、クローズドエンドの非分散型管理投資会社である。
【事業内容】同社の投資目的は、債務と株式投資を通じて当期利益と資本増価を生成することである。
同社は主に米国の中間市場企業に投資するが、時には、より大きなまたはより小さい企業向けの特に初期段階の投資および・またはベンチャーキャピタルの投資を行うことがある。
同社は主に第一順位の抵当権付きローン(通常は第一担保ポジションにあるシニアローンとメザニンローンの両方を組み合わせたローンであるユニトランシェローンを含む)、第二順位の抵当権付きローン、及び場合によっては株式を含むメザニン債務に投資する。
同社は自動車、ビジネス、消費品、容器包装など様々な業界に投資する。
同社の投資顧問会社はAres Capital Management LLCである。

楽天証券より引用

あまり良く分かりにくいですね。

米国内にある中規模企業の債券や株式に投資して収益や資本の増加を目指す

管理投資会社ということです。

中堅企業や新興企業が投資対象となっており

BDC(ビジネス・デベロップメント・カンパニー)の最大手となっています。

エイリス・キャピタルの株価推移

出展:楽天証券

ここ10年間は変動はあるものの 16ドルを挟んでほぼ横ばいで推移しています。

10年間安定していたからと言って今後も株価が維持される

という保証はありませんが実績面を見れば安定推移が期待できます。

分配型投資信託などは分配金がでるたびに基準価額が値下がりする銘柄が多く

ありましたが、高い配当金を出し続けて株価を維持している点は注目できます。

株価が維持出来て高い配当利回りが得られるとなれば

高金利の定期預金を預けているのと同じという考え方もできます。

配当金の受取り状況

2019年10月4日にエイリス・キャピタル(ARCC)から配当金が入金されました。

3ヵ月毎なので1株あたり0.4ドル、現在は0.02ドルの特別配当も出ているようで

合計で0.42ドル入金されました。

105株保有していましたので税引前44.1ドル、税引後31.66ドルです。

たまたまですがコカ・コーラも105株保有しており偶然にも0.4ドルだったので

全く同じ額が入金される結果となりました。

配当金を得ることだけに注目すると資金効率は大変良いといえます。

コカ・コーラだと62万円の資金が必要になりますが

エイリス・キャピタルなら3分の1強の22万円で済みますから。

まとめ

エイリス・キャピタルは高配当率銘柄ではありますが

業績面もしっかりしているので投資対象になりえます。

ただし同社の投資対象が中小企業なので

リスキーな面があることは否定できません。

一度に大金を投資することはお勧めできませんが

少額で楽しむのであれば十分面白みのある銘柄です。

配当金収入を目的に投資されるのであれば

組込む銘柄の候補として検討出来そうですね。

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