現在米国株を中心に運用していますが中でも連続増配銘柄は安心できる投資先です。
中でもプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は63年連続増配の配当王。
投資資金が少ないうちは株価値上がりによるキャピタルゲインを狙うことになりますが
配当性向の良い銘柄は長期保有で定期的に配当金を得られるインカムゲインも魅力の一つ。
どのくらいの金額が振り込まれるのか実際の金額で見ると分かり易いですね。
現地課税10%が重たい米国株
これはプロクター・アンド・ギャンブル(PG)を88株を保有していた時の実際の配当金です。
配当金をもらうためには権利落日の前日までに約定しておく必要があります。
2019.8.21が受渡日でしたが2019.7.18が権利落日でしたので
その前営業日までに約定または保有していた株数に対して配当金が支払われます。
今回の配当金は1株当たり0.7459ドルでしたので
0.7459ドル×88株=65.6392ドル
現地課税が10%ですから
65.6392ドル×0.9=59.0752ドル
特定口座・源泉徴収ありなので
59.0752ドル×0.79685=47.074ドル
国内と同じ所得税15%、住民税5%、復興所得税0.315%として計算しましたが
間違っているかもしれませんがイメージとしては理解していただけるかと思います。
実際には47.09ドルとなっており0.02ドルほど相違していますが
それは置いといて細かいことは気にしないで進めていきます。
日本株には現地課税の10%がありませんので米国株の現地課税10%は重たいですね。
現地課税がなければ52ドルですが制度なので仕方のないところではあります。
米国株の配当は7掛けで計算すればOK
配当・分配金合計が65.64ドル、受取金額が47.09ドルですから
47.09ドル÷64.64ドル=0.7173
税引前配当金の71%、約7割が手取りの配当金という事になります。
税引後の配当金は税引前の7掛けと憶えておけば
具体的な税額が簡単に把握できますね。
手取り配当金額=1株あたり配当金×権利落前の保有株数×0.7
配当金は株価に関係なく株数に対して支払われます。
100株保有していて1株あたり配当金が0.7459ドルなら手取り配当金は
0.7459ドル×100株×0.7=52ドル
このように概算で求めることが出来ますね。
まとめ
受取れる配当金の額が具体的にわかると計画を立てやすいですね。
同一銘柄に再投資することも別銘柄に投資することも自由。
これからの資金計画をしっかり練って資産運用していきましょう。
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